柱松側では大スズ小スズが支え、補助的に押し上げながらジリジリと立てて行きます。
しかし少しでもバランスが狂うと柱松はあらぬ方向に倒れ始めます。
この時ばかりは「大スズ、もっと右へ回れ!右や!」「コラ!小スズしっかり突き上げんか!」などと厳しい言葉が飛び交います。
今年も無事に柱松が出来上がりました。
上空の風にバタバタと音を立てて揺れる旗を見るたびに何とも言えない達成感が沸いてきます。
しかしこの頃、時刻はお昼をかなり過ぎています。
完成した柱松をとっくりと眺める暇もなく、皆で素早く後かたづけを済ませて解散します。
日の暮れまで休憩した後、いよいよ祭り本番です!
2001年8月15日